中学受験 国語 偏差値

中学受験の国語が苦手で伸びないお子様の家庭教師

偏差値が伸び悩んだ時の考え方


偏差値

こんにちは。ジャケットです。

 

中学受験生は塾で様々な試験を受けます。週テスト、月テスト、組み分けテスト、志望校別模試などなど。お子様と親御様はそこで出てくる偏差値に悲喜こもごもです。ということで今日は偏差値が伸び悩んだ時の考え方について、私なりの見解をお伝えしていきます。

 

偏差値が伸び悩んだ時こそ冷静に考える

塾で受けた試験の偏差値がなかなか上がらない、もしくは下がってしまった場合、お子様本人よりもお母様やお父様の方が「塾についていけていないのではないか?」「このままでは志望校に届かないのではないか?」とハラハラするものです。しかし、不安になる前に偏差値の基本をおさらいしましょう。

 

4年生の偏差値と5年生以降の偏差値の違い

「4年生までは順調だったのに、5年生から偏差値が落ちてきてしまった」というご相談を受けることがあります。しかし、基本的には5年生になると偏差値が下がるお子様の方が多いのです。

 

では、なぜ5年生以降は偏差値が下がるお子様が多いのでしょう?

 

まず、4年生の偏差値と言うのは絶対的母数の少ない中での偏差値です。母数が少ないということは少しの点数の上下で偏差値が大きく動くことを意味します。覚える事も少ない範囲の狭いテストで、周囲の子よりもエンジンの掛かりが早い(勉強の習慣がつくのが早い)お子様は、勉強習慣さえついていれば結果として良い点数を取りやすいです。すると、偏差値もポーンと上がります。

 

これが5年生になると試験を受ける母数が激増します。母数が増えると偏差値は信憑性を増し、少しの点数でポーンとは上がりづらくなります。今までは周囲のお子様より少し良い点を取るだけで簡単に跳ね上がった偏差値が、母数が増える事で偏差値の上がり幅が狭まります。これによって必然的に今までより偏差値が下がりやすくなるのです。

 

実は学年が上がるにつれて、全体の中での順位が今までとあまり変わらなければ、偏差値は下がっていくものです。ですから、偏差値が下がった場合は、不安になる前にまず全体の中での順位が下がっているかどうかを見ましょう。あまり順位が下がっている様子がなければ、偏差値が下がるのは当たり前のことですのでさほど気にしないで良いと思います。

 

 

気を付けるべき偏差値の下がり方

さて、ここまでは気にする必要の無い偏差値の下がり方を述べましたが、ここからは気にするべき・不安になるべき偏差値の下がり方についてです。

 

見るべきものは正答率表です。

 

偏差値が数か月ずっと上がらない、もしくは下落傾向にある場合、もしかしたらすでに大きな問題が生じているかもしれません。まず、正答率表を見てみましょう。65~70%のお子様が正解している問題をボコボコと落としている場合、それは中学受験で合格するために最低限必要な基礎力がついていないという事です。お子様に塾の授業内容が理解できているか確認しても、「分かってる!」というお子様が多いですし、あまり言いすぎるとやる気を失いますので、同じような問題を解かせてみましょう。それで解けなければ基礎が壊滅しているという事です。塾の授業内容が理解できていないという事ですから、早急に対策を考える必要があります。

 

理解できていないものは自然に出来るようにはなりません。

同じやり方では何も変わりません。

 

理解出来ない授業は参加していても、勉強しないで寝ているのと同じですから、合格したいなら塾のペースを無視してでも基礎からやり直すべきです。

 

「塾のペースを無視して基礎からやり直すと、塾についていけなくなる」と心配でしょうか?でも、すでについていけていないのです。そこをハッキリと認識しないといけません。このままわからない塾の勉強を続けていても、残念ながら成績が上がる根拠がありません。そうこうしているうちに基礎をやり直す時間も無くなり、志望校を大幅に下方修正する事になります。

 

理科社会は別ですが、国語と算数は6年生の夏前に手を打たないと基礎からやり直す時間がとれなくなります(塾が講習に突入し先に進まないため、まとまった勉強時間を取れる最後の機会が夏休み。ここがラストチャンス)。基礎をやり直すなら6年生の夏までがギリギリのラインと考えて、弱点の克服に努めましょう。

 

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