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中学受験、国語が苦手なお子様の家庭教師|ジャケット先生

家庭教師が中学受験の国語のコツを軽くお伝えします


こんにちは。ジャケット先生です。今回は”家庭教師が中学受験の国語のコツを軽くお伝えします”をテーマに記事を書いてみます。しかし、本人を前にして表情を見ながら話すのと違ってブログで伝えのは簡単ではないなぁと思う今日この頃です。

説明文の読解におけるコツ

説明文を読んでいると国語を苦手とするお子様は集中力が続かずにすぐに投げ出す傾向にあります。記述問題や抜き出し問題が空白解答ばかりのお子様は能力がないのではなく、集中力が続かないだけです。
ではなぜ国語が得意なお子様は集中力が続くのか?それは文の流れをつかむことで、あっさり読んで良いところと集中して読まなければならないところが区別出来ているから。つまり、ずっと集中して読んでいるわけではないから、集中力が続くんです。

文の流れを読む能力については、生まれ持ったセンスでカバーしているお子様もいますが、訓練でも問題なく身につきます。
具体的に言うと、語尾で筆者の主張(つまり重要で集中すべきポイント)をつかむ訓練、接続詞でその後に続く文章の重要度を把握する訓練、指示語で繰り返し語られる重要部分をつかむ訓練です。

中でも手っ取り早く身につくのは接続詞でしょうか。例えば「たとえば」という接続詞の後ろには前に述べたことの具体的な説明が来ます。単なる具体例ですから、あまり集中して読む必要がありません。左の文も「例えば」から始まっているので、【手っ取り早く身につくのは接続詞】という文章の具体例を述べただけで読まなくてもいい文章です。

今回は「例えば」を例に挙げましたが、こんな感じで接続詞を学ぶことで集中しないでも良い文なのか、しっかり読まないといけない文なのかがわかります。「つまり」なら筆者の主張の要約、「むしろ」なら今までの意見に対する反対意見、「そして」なら単なる説明の付けたしといった感じで接続詞で大体の重要性が把握できます。

国語が苦手なお子様は集中力が力尽きて嫌になるまで一生懸命読んでしまうか全く読むことを放棄しているかで、国語が得意なお子様はところどころ休みながら読んでます。その違いが点数に表れます。
そもそも中学受験の説明文の内容なんて小学生は理解出来ません。差がつくのは力を抜いて良いところを知っているかどうかと、解答の探し方を知ってるかだけ。
国語が苦手なお子様はまず接続詞をしっかり理解するようにしましょう。これは集中しないとダメな部分ですよ。
今回は家庭教師が中学受験の国語のコツを軽くお伝えしますをテーマに記事を書きました。いやぁ、生徒に直接伝える方が簡単です。ブログで伝えるのは難しい。少しでも参考になれば幸いです。

 

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