城北中合格体験記~T.J君
【名前】T.J
【進学先】城北中
【合格校】城北中、獨協中、大宮開成
【指導開始時国語偏差値】40前後(非サピックス)
【国語のどんなところに苦しみましたか?】
ぼくは国語のへんさちは日能研で12月23日、39という低さだったので、最初城北中の過去問をやった時国語は、30点台というげきちんしている点数で、城北中は記述が多い学校だったので苦労しました。
【パパママとはどんな時にケンカをしましたか?】
時間内でテストなどが終わらなかった時。
【あなたにとって中学受験とはどんなものでしたか。一言であらわしてください。】
自分のいばしょがわかる!!
【ジャケット先生の第一印象はどうでしたか?】
生徒:記述の教え方がおもしろく、うまい。
保護者様:清潔感があり、ジェントルマンという印象です。
【ジャケット先生の良かったところはどんなところでしたか?】
優しいので授業を受けやすい。
【ジャケット先生で受験を乗り越えられるだろうかと思った瞬間を正直にお答えください(笑)】
生徒:ぼくの家が遠いので授業時間が減ると思った時。
保護者様:優しすぎて、子供を傷つけないよう気を遣いすぎる点(私が激しすぎる位なので・・・)
【合格を目指す受験生に合格者としてアドバイスを下さい。】
全部うめることが大切(適当にという考えはないとして)。
【同じ学校を志望する生徒にアドバイスを下さい。】
国語は記述をたくさんやることが近道。算数は、図形をたくさん練習。社会は歴史だったら、絵の多い方が興味を持つので、絵の多い参考書を読破する。地理は、統計資料集を休み時間に読むのがよい。理科は、化学と力学が出やすいので、特訓!!まずは過去問!!
【ジャケット先生からのコメント】
お問い合わせをいただいたのが5年生の10月。当時の状況としては国語の塾内偏差値が40前半で推移していて足を引っ張っている状況と言うお話でした。当時のお問い合わせ内容を確認しながら書いておりますが、第一志望獨協、国語の成績が上がってきたら成城、もっと難しい城北も・・・という内容でした。2/1で城北中に合格しておりますので、本当に頑張ってくれたと思います。T.J君の場合はとにかく4科の総合でいかにして城北の合格点に届かせるか、そのため国語で何点取れば良くて、何を中心に勉強をしていくかを考えました。結論としては最悪45点、出来れば50点台(城北の国語の合格平均点は例年50点台後半)まで引っ張れれば、得意科目で挽回できるはずというものでした。私個人の考えとしては、採点次第で水もの的な部分のある記述よりも、正解すれば確実に何点入るか分かっている選択問題に重きを置くことが多いのですが、T.J君の場合は選択問題の取捨は甘い(本文に書いていないことをなんとなく答えてしまう)が、文章を書くことにさほど抵抗がない事から記述主体での途中点狙いに絞りました。記述は2問0点があっても、残りの記述で想定通りの途中点を取ってくる事が出来れば、あとは漢字と選択問題のプラスアルファで何とかできると考えました。目標は漢字で14/20点、記述で24/56点、選択問題で8+α/24点くらいのイメージ。選択問題は言葉の知識で4点は拾えるのであとは最低1問とれればという計算。よって、記述は完璧な解答は一切求めず、細かい完成度よりもいかに途中点を拾うか、どのあたりから要素を拾ってくるかの練習と、気持ち言葉の習得に注力しました。受験が近くなるにつれ、記述の力は目に見えて上がってきて、おそらく問題としては城北が一番合うのではないかというところまで来ました。しかし、一つ大きなネックがありました。それは時間内に解き終われない事でした。難しい記述に引っかかってしまうと、時間を意識せずに解いてしまうところがありました。受験終盤は以前といた過去問への再チャレンジと時間への意識付け、このあたりの練習に終始しました。とくに時間の管理、意識付けはママの協力が非常に大きかったと思います。
塾から出される大量の宿題をさぼることなく頑張りきって合格にこぎつけたT.J君とママには頭の下がる思いです。体験記に書いていただきましたが、「優しすぎて不安」の部分。書いていただいのを見て、「不安だったかぁ」と思いましたが、とにかく国語を苦手にする生徒に対しては、悪いイメージを持たせたくないというのが僕の根底にあります。コミュニケーションをとりながら、会話の中に国語の要素を混ぜていく・・・といったらいいでしょうか。しかし、そんな不安があった中でも、最後まで思うように授業をさせていただきました。結果的に合格と言う形で終わる事が出来て、報いることが出来たのではないかと思います。受験後の本人の感想「国語は6~70点取れたと思う」という言葉、何よりもうれしかったです。選抜クラスに入れるよう、中学入ってもがんばってね!!