城北中、大宮開成中、合格体験記~聖徳太子くん
【名前】
聖徳太子
【進学先】
城北中
【合格校】
城北中、帝京大学中、淑徳中、大宮開成中
【指導開始時国語偏差値】
47(早稲田アカデミー)
【国語のどんなところに苦しみましたか?】
・文章読解や記述の書き方。
・知識がないこと。
【パパママとはどんな時にケンカをしましたか?】
・朝起きない時
・勉強をやらない時
【あなたにとって中学受験とはどんなものでしたか。一言であらわしてください。】
とてもつらいもの。
【ジャケット先生の第一印象はどうでしたか?】
生徒:どのように授業をしてくれるのか不思議に思った。
保護者様:ホームページの似顔絵とは違いおだやかな印象でした。
【ジャケット先生の良かったところはどんなところでしたか?】
時にはやさしく厳しくしてくれるところ
【ジャケット先生で受験を乗り越えられるだろうかと思った瞬間を正直にお答えください(笑)】
生徒:テストで悪い点が連続した時。
保護者様:完全にお任せさせて頂いておりました。
アップダウンはあったものの力がついてきたのを実感してましたので不安はありませんでした。
【受験生たちに「後回しにしないほうが良いこと」をアドバイスしてください。】
授業の復習、宿題
【受験を通して「自分が成長した」と思うことを自由に書いてください。】
・自分の目標をやりぬけること。
・不合格が続いても終わるまでくじけることなく頑張ること。
【ジャケット先生より一言】
授業開始は2月でしたかね。早稲田アカデミーに2年間通っているものの、国語が伸び悩んでいる(偏差値40台をバシバシ出すとメールにあります)ということでお問い合わせをいただきました。当時の偏差値は47。
授業当初のメモを確認してみると、「論説ヤバイ」「言い過ぎへの意識不足」「選択肢後半」「設問しっかり読む」とあり、大半が設問の読み取り不足を示す内容になっておりました。設問の内容をしっかり理解してから解くという基本がおろそかになっていて、さらに選択肢も全体の精査をせずに答えてしまっている状況でした。とはいえ、読解自体は決して出来ない生徒ではなく、メキメキ上がったとは言えないまでも、練習を繰り返すことで、体験記にあるようにアップダウンを繰り返しながら、合不合では偏差値60を超えるまでは取れるようになりました。そんな聖徳太子くんが最後まで手こずったのが慣用句、四字熟語などの知識面。もっと早くから真剣に取り組んでいれば、もう少し楽に受験できたのではないかと思います。そして、時折顔をのぞかせる集中力の軽さ。たしかにずっと集中しているのは大人でも無理ではあるのですが、彼は大事な過去問の時にその悪癖を出してしまう時がありました。11/19に取り組んだ立教新座中の過去問の出来が前代未聞レベルで酷かったため、「納得できる点をとるまでほかの学校はやらない」と私に言われてしまう始末。私にあそこまで言われる子はあまり存在しない(笑)。結局、その後の立教新座中過去問は倍くらいの点数を取っていたので、あきらかに集中力を欠いていた状態だったのだと思います。
「能力はあるが集中力に波があるため、4科目をバランスよくそろえることに苦しんだ」
それが聖徳太子くんの受験だったと思います。1回目の受験となった大宮開成。楽勝だろうと送り出したものの算数理科でこけて不合格(翌日リベンジ成功)。手ごたえ十分で帰ってきたものの、理科でポロポロ落として不合格に終わり涙した市川中。国語については出来なかったとは聞かなかったですが、あくまで自己採点なのでやらかしもあったかもしれません。
しかし、そんな聖徳太子くんも苦しい戦いを繰り返す中で成長したのでしょう。最後の最後に城北で4科をそろえ合格をもぎ取りました!正直、むちゃくちゃホッとしました。
暗記分野や集中力(やる気?)の波に大苦戦した聖徳太子くんですが、苦しい経験を乗り越えて集中力の面は成長を遂げたはず。あとは、知識の勉強量だ。中学入ったら、ゼロからのスタートになるから早めに始動してしっかり周りに差をつけるんだぞ!持っている能力は高いんだから、コンスタントに発揮できるようになれば、可能性は無限大だ!
成績的に落ち込むときも、プレッシャーをかけることなく授業をお任せいただいたママパパ。授業を行いやすい環境を作っていただきありがとうございます。お酒もお肉も美味しかったです!聖徳太子くんは結果的には苦しい苦しい受験でしたが、正直能力を出し切っていないので、伸びしろ満載だと思います。反抗期も終わった(笑)と思いますので、これからに期待ですね!
聖徳太子くんはスポーツマンとして頑張るんだっけか?フィジカルモンスターとしてワシをタックル一発で失神させるくらいの体力を身に着け、さらに頭脳も怠ることなく磨くようにな!