中学受験 国語 家庭教師

中学受験、国語が苦手なお子様の家庭教師|ジャケット先生

広尾学園中医進サイエンス 他、合格体験記 サンショウウオの水ちゃんさん


【名前】
サンショウウオの水ちゃん

 

【進学先】
広尾学園医進・サイエンスコース

 

【合格校】

広尾学園中(医進サイエンス)、広尾学園中(本科)、吉祥女子中、栄東中(東大スライド)

 

【指導開始時偏差値】

SAPIX55.8(国語46.1)

 

【ジャケット先生をどうやって知りましたか?】
インターネット

 

【ジャケット先生の印象はどうでしたか?】
体験授業後:説明の仕方がやかりやすく、ユーモアのある面白い先生。

受験終盤:本番にむけて勇気づけてくださった。

 

【一番苦しかったのは何月頃でしたか?】
1
月頃。あとちょっとと言われたからと、そのあとちょっとが長いから。

 

【もっと早く取り組めば良かったと後悔したことは何?】

普通の勉強が終わらず、志望校対策が後回しになったことで、志望校のコツがさいごのさいごまでつかめなかったことから、志望校対策をもっと早く取り組めばよかった。

 

【お子様の合格を支えた親御様に質問です。】
①ズバリお子様の長所は?

 何事も楽しめる所。勉強に対しても前向きな所。

②親として一番気をつけたことは?
子供のメンタルの動きに気を配り、限界を超えてしまわないように見守りました。同じ位に、勉強に対する興味(面白さ)を失わせないように、親子で会話をたくさんするようにも心掛けました。

 

【あなたはなぜ合格できたと思いますか。じぶんのことばで書きなさい(記述問題風)。】

理系の私に、理科100点満点国語50点満点の変わった配点が合い、国語も説明文だけで知識の割合の大きい部分が向いていたからだと思います。

 

【ジャケット先生からひとこと】

はじめてお問い合わせをいただいたのが新6年生直前の1(国語の偏差値49)になります。当時は私のスケジュールが埋まっており、スポットで数回授業の打診もいただきましたが、受験学年ということもあり、長期で授業出来る講師のほうが良いのではないか?とお断りさせていただきました。

 

 

3ヶ月後に再度お問い合わせをいただきました。某センターさんの家庭教師と勉強していたものの国語が46.1まで下がってしまったという内容でした。隔週日曜日+夏休み、秋以降は応相談という不確定極まりないスケジュールにもかかわらずOKをいただけたため、指導開始となりました。ご縁があったということですね。

 

 

授業を行ってみると、文章自体は理詰めで読めていると感じました。ただ、丁寧に読む代償として、時間が犠牲になっておりました。そして、試験になると緊張のせいかケアレスミスを乱発(全科目)してしまうところがありました。よって、時間の短縮、ミスを少なくすること、偏差値50をキープ出来る安定感を身につけることを当面の方針としました。

 

 

ところが(笑)、サンショウウオの水ちゃん(以下、サン水ちゃん)いきなりやらかします。授業後初の5月マンスリー。体の部分をひらがなで答える知識問題×5。全部漢字で書いてきました(汗)。記述も2つ真っ白。当然偏差値もさらに降下。いやいや、この時はママパパもきっと絶望したことでしょう。

 

 

本人の持つ能力の発揮を妨げているのは何か?どうやら試験に対する後ろ向きさ、自信のなさだと思われたため、必要以上の緊張をさせないよう、結果を急かさないよう、「なるようになるさ」的な感じで進めていきました。

 

 

6月の志望校判定SO49まで浮上したのも束の間、7月組み分けで40前半に戻ります。この時期はキツかったですが、とにかく焦らず急かさず。理論による説明を吸収する力の非常に優れた生徒であったため、とにかくサン水ちゃんのペースにあわせて理論武装による土台づくりをしていきました。

 

 

すると、国語の能力が芽を出し始めます!8月マンスリーの51を皮切りに第一回合判SO60弱、第二回合判SO58と上昇開始。自信をつけたタイミングで10/3から過去問を開始します。過去問も回を重ねるごとに安定感を増していきました。

 

 

が、ここでまたしても誤算が(苦笑)。受験直前に初めて栄東の過去問を解いたところ、まさかの38点。ここでやっと私がつかみました!直近で解いた問題の傾向に上書きされてしまうタイプであるということを。つまり栄東を解いた時には広尾脳であり、栄東脳になっていなかったのです。

 

 

たしかに、広尾学園、広尾学園医サイ、ともに合格点を取れていたのですが、初戦となる栄東を落とすわけにはいきません。そのため、栄東受験日までは広尾学園の取り扱いを封印し、3連続で栄東に上書きして入試へ。見事東大クラスでの合格を持ち帰ります。

 

 

そして、おそらく合格の分かれ目となったサン水ちゃんママパパの決断がここでなされます。それは、2/1午前を本命校ではなく、吉祥女子の合格を確実に取りに行くという決断。

 

 

具体的な受験日程も決まり、2月に向けて本命校&吉祥女子の過去問で傾向を上書きしていきました。また、栄東のあとは案の定、医サイが少し落ちてました。

 

 

改めて振り返って見ても、2/1吉祥女子の合格をきっちり勝ち取ったのが大きかったと思います。午前中の吉祥女子の手ごたえもあり、気も楽になったのでしょう。2/1午後の広尾学園本科&2/2広尾学園医進サイエンスの合格を積み重ねてくれました。

 

いやあ、しかし、 1月の過去問スケジュールについてはかなり繊細に取り扱いました。過去問を解いていく順番を考えるのに白髪が1000本くらい増えた気がします…。

 

 

ちなみにサン水ちゃんが、体験記の中で「もっと早く志望校対策に取り組めば良かった」と書いていたのはおそらく国語以外の話だと思います。最後算数と理科グイグイ上がってたし!国語も合格平均は取れていたんじゃないかな。

 

 

とにかく向上心があって、かしこい。けど、不器用なところもある。そんなサン水ちゃんだったと思いますが、合格にたどり着いてくれて嬉しかったです。不器用なところは学年が上がるにつれて解消されるだろうから、可能性は無限大だね。存分に研究に邁進してくれたまえ!

 

 

もちろん本人の能力があってこそですが、この受験はママパパが耐えきってくれたことがホントに大きかったと思います。最後まで任せていただいた期待を裏切らずにすんで、良かったです。ありがとうございました。次回、必要な時はお早めにお声掛けいただければと思います!

 

合格体験記

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