国語 学習 方法

中学受験の国語が苦手で伸びないお子様の家庭教師

国語の学習には設問を読む訓練が必須という話。


こんいちは。個人契約で家庭教師をしておりますジャケット先生です。私は中学受験生の国語をメインに指導しているんですが、今日は国語が苦手な生徒が、設問をしっかり読まない事でどれだけ点数を落としているかという話です。国語の学習には設問を読む訓練が必須です。

設問をしっかり読む重要性

国語が苦手なお子様にお悩みのお母様。国語が苦手な生徒のほとんどは設問をしっかり読んでいません。読解が苦手とか本を読まないとか以前に設問をしっかり読まないで解答してる事で、おそらく試験のたびに何問か点数を落としていると思います。

しかも、子どもは大人が思っている以上にやらなければいけない事を忘れます。線を引けと言っても、ほとんどの子はすぐに引かなくなるし、音読しなさいといっても、翌日にはしなくなります。設問をしっかり読みなさいと言っても、翌日には読みません。そういうもんです。

ですから、設問をしっかり読まないお子様はしっかり読む癖がつくまで、繰り返し繰り返し読ませなければいけません。

なぜ、設問を読む事にこだわるかって?設問には正解を導き出すための条件やヒントが隠されているからです。

私が指導していた生徒の実例

サピックスで国語の偏差値が30台をうろうろしていた生徒。得意技は「本文の内容とは誤っているものを選べ」の設問で、本文と合っているものを選んで出来たつもりになる事。そりゃ、誤ってるものを選ばせる問題ですから、選択肢のほとんどは内容と合致しているものです(汗)。その選択肢に飛びついて、出来たつもりになってしまう。見直しもしないから、なんで×なのかもわからないの繰り返し。「本文中からその部分を抜き出し終わりの5文字を抜き出しなさい」の問題でも、初めの5文字を抜き出してました。中学受験生の多くは小学生です。われわれ大人が出来て当たり前と思っていることが当たり前ではありません。そういうものだと思っていないといけません。

設問を読む訓練はどう進めればいいか?

特別な事はありません。どこから抜き出すのか?何文字抜き出すのか?誤ってるものを選ぶのか正しいものを選ぶのか?それを繰り返し繰り返し線を引かせて、ちゃんと読む癖をつけさせます。ただ、この訓練の際に、絶対やってはいけない事があります。それは「叱る」ことです。

なぜ、設問をしっかり読む訓練の時に叱ってはいけないのか?

何度言っても線を引くのを忘れる子には、厳しく叱る事でやらせようとしたくなりますが、叱ってはいけません。なぜかというと叱って無理やり線を引かせると、設問を読むためにではなく、叱られないために線を引くことに意識がいってしまうからです。分かりやすく言うと、線は引いてるけど設問には集中してない状態です。叱ってしまうと、叱られないようにとりあえず線を引く癖がつきます。

設問に線を引くのは設問をしっかり読んで理解するためです。設問には解答形式だけでなく、解答のヒントが隠されているケースが多いので、しっかり読む癖をつけるのです。叱ってしまうと、その主旨からどんどんと外れてしまいます。

設問にヒントが隠れているとは?

国語の中でも、特に抜き出し問題(「傍線部と同じ内容の言葉を3文字で抜き出しなさい」みたいな問題)は傍線部の主語が何なのか?傍線部はどういう場面での出来事なのか?相手は誰なのか?などを本文中の別の部分で言い換えた箇所に答えがあるケースがほとんどです。つまり、傍線部にある主語や場面と同じような状況を探せば自ずと答えが出るようになっています。こういったヒントをしっかり見つけ出せるように設問を読む訓練をするのです。

今回は以上です。国語が苦手なお子様は読解力以前に設問をしっかり読んでいません。設問をしっかり読む訓練をするだけで、国語の点が上がるお子様も多いと思います。ただし、読まない癖がついてしまっている場合は一朝一夕で改善するものではないので、ある程度時間をかけて取り組んでみて下さい。今回は国語の学習には設問を読む訓練が必須という話でした。参考になれば幸いです。

 

 

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