雙葉中 他、合格体験記 くりまんじゅうさん
【名前】
くりまんじゅう
【進学先】
雙葉中学校
【合格校】
雙葉中、浦和明の星中、淑徳与野中
【指導開始時偏差値】
56〜57(サピックス)
【ジャケット先生をどうやって知りましたか?】
インターネット
【ジャケット先生の印象はどうでしたか?】
体験授業後:優しそうな先生
受験終盤:おだやかで面白い先生
【一番苦しかったのは何月頃でしたか?】
11月頃:学校の席替えで苦手な人と3回連続隣になり心の余裕が無かったから。
【もっと早く取り組めば良かったと後悔したことは何?】
算数の基礎力トレーニングと国語の漢字。
【お子様の合格を支えた親御様に質問です。】
①ズバリお子様の長所は?
自分と人を比べないところ(超マイペース)。読書に没頭しているときの集中力がスゴい。
②親として一番気をつけたことは?
マイペース過ぎる娘に対する焦りやイライラを飲み込むこと。最終的に、先生のお陰で国語が強力な武器になり、もし他科目で多少のミスをしても、国語の貯金できっと逃げ切れる!と思えたため、メンタル面で母娘ともに余裕が生まれとても助かりました。下の娘の受験でもご指導賜れますと大変心強いです!
【あなたはなぜ合格できたと思いますか。じぶんのことばで書きなさい(記述問題風)。】
ジャケット先生が、志望校の問題傾向に合わせてしっかりと記述対策をしてくださったおかげで、国語で安定して高い点数を取れるようになったからだと思います。ありがとうございました。
【ジャケット先生からひとこと】
まず、体験記の最後【あなたはなぜ合格〜】の記述を見て下さい。主語述語の関係、理由から結論まで過不足なくまとまっていて素晴らしいですね。シンプルイズベスト。さすが、雙葉に合格する生徒の記述です。そして、合格した理由で国語の話をしてくれた子が少ない(笑)ので、とても嬉しい。ありがとう!
くりまんじゅうさんからお問い合わせをいただいたのは5年生の11月(授業スタートは新6年生2月から)。国語の偏差値は直近4回で56〜57。サピックスには3年から通塾。αには一回も到達しておらず、下~中の上クラスをウロウロ。辻村深月、森絵都などに読み耽り、精神世界は豊かなものの国語はフィーリング頼みの状況とのことでした。
一緒にお勉強をしてみると読書系女子なだけあって語彙は豊富。漢字の読み書きも出来る。答えの根拠も本文中のさまざまなところから持ってくることが出来る。ただし、問いの読み取りが甘く、因果関係の成立していない選択肢を選んで間違えることがありました。よって問いと選択肢の因果関係の確認をメインに質疑応答を交えて定着させていきました。
3月組み分けでいきなり自己最高の偏差値69、その後のサピオAでは135点を叩き出すなどあっさりと軌道に乗ってくれた印象です。
この年のサピ勢、前半は吉順りんごさんがトップとして、夏以降はくりまんじゅうさんがトップとして70前後の偏差値を私に届けてくれました。
サピのテストでは好調であったくりまんじゅうさんですが、過去問を解き始めると問題に直面します。それは問題に慣れるまで、なかなか点数に結びつかないということでした。当初の志望校鷗友学園(9月末にママの大英断により、雙葉へと変更)、淑徳与野、雙葉、いずれも最初は点数をガクンと落としました。
結局、雙葉9回分(過去問7年分+対策問題2回分)、淑徳与野6回分、鷗友学園6回分を解きましたが、鷗友学園と淑徳与野はともに30点台(汗)からのスタートと、とてもサピ偏差値60台後半とは思えない点数状況でした。最終的には雙葉は70点台中盤〜後半、淑徳与野は受験者平均+30点弱、鷗友学園は合格平均+5点くらいを安定して取れるようになりましたが。
くりまんじゅうさんは算数理科社会を苦手にしていたため、「国語一本足打法(ママ談)」での受験になるかと思いきや、最後の最後(1月くらい?)で算数がメキメキ上がってきて、「国語で合格しました!」と私が言いづらい(笑)ような高得点を入試本番で叩き出したようです。
初っ端の栄東と雙葉の結果を知る前に受験した2/2吉祥女子は落としながらも、雙葉と浦和明の星というおいしいところをしっかり持っていったくりまんじゅうさんの受験。勝負強さ全開でした。アルファ外からの合格ということもあり、志望校に届かず悩むサピ女子に勇気を与えてくれるのではないでしょうか。
いつもながらのコメントになりますが、勉強を進めやすい環境を作ってくれた、そして、私のメンタルに攻撃をしないでくれたママパパに感謝感謝です。食事会では取り分けていただくばかりですいませんでした(汗)。妹ちゃんでも機会がありましたらぜひ!ですが、むちゃくちゃ国語が得意になって必要無くなったりして。