家庭教師 個別指導 違い

中学受験、国語が苦手なお子様の家庭教師|ジャケット先生

家庭教師と個別指導の違い中学受験の場合


こんにちは。個人契約で家庭教師をしておりますジャケット先生です。今回の記事では家庭教師と個別指導の違い中学受験の場合について触れてみたいと思います。教える場所が教室か自宅か違うだけで一緒じゃないの?と思ってる方、もしくは違いが良くわからない方必見ですよ。

生徒数から見た個別指導と家庭教師の違い

まず、家庭教師の場合ですが基本的に1対1、いわゆるマンツーマン指導になります。センターによっては兄弟同時指導可能と言っているところもありますが、授業としては中途半端極まりなくなりますので、私はまず同時指導の依頼は受けません。家庭教師の指導を最大限活用するにはマンツーマンが必須です。

一方個別指導塾の場合は、「個別」という言葉で勘違いしがちですが、ほとんどの個別塾は1人の講師が2人ないし3人を同じ時間内に指導する形です。なかにはマンツーマンを徹底している個人指導塾もあります。

生徒一人当たりの指導時間から見た個別指導と家庭教師の違い

家庭教師の場合は授業時間のほぼすべてが1人の生徒に注がれます。マンツーマンですのでこれは当然です。

個別指導塾では1コマの授業を2人~3人で割った時間が生徒1人あたりに割り振られた時間です。つまり、60分授業で3人受け持ちの講師なら、1人当たりの指導時間は20分くらいです。

簡単にまとめると授業時間を1人で独占できるのが家庭教師、何人かで分け合うのが個別指導という事になります。

講師の質から見た個別指導と家庭教師の違い

講師の質に関しては家庭教師センターも個別指導塾も学生が中心です。学生の場合は年齢が近い分、生徒とのコミュニケーションは取りやすいのですが、大学の試験やサークル活動で休む可能性がかなりあることが不安点です。また、中学受験という特殊な試験に対応するには正直経験面が浅いのは否めません。そのため、中学受験の場合は家庭教師にしろ個別指導にしろ経験豊富なプロの指導を受けるのがベストと考えます。

指導場所から見た個別指導と家庭教師の違い

個別指導の場合は雨の日も風の日も炎天下の日も教室まで出向かなければいけません。プラスに考えれば運動不足になりがちな受験生が運動する良い機会とも言えます。ただし、中学受験までの時間は限られているので、教室に通う時間をただ歩いて通うだけだと、時間がもったいないです。出来れば歴史事項や理科の用語、漢字などを勉強しながら向かいたいところですが、小学生に交通量のあるところで勉強しながら歩けと言うのは危険極まりなし。よって、移動時間は気分転換や運動と割り切るべし。ただ、時間がもったいないのは間違いないです。

家庭教師の場合は寝ていても自宅まで伺います。ホントに寝て待っているようじゃ話になりませんが(汗)。家庭教師の場合は、個別指導に通う生徒であれば移動している時間が必要なく、そのまま活用できるわけですから有意義に使わなければなりません。個別に通う子が往復で1時間かかるとして週3日なら、1週間で3時間、1か月で12時間も余分に勉強できるわけです。

料金から見た個別指導と家庭教師の違い

料金に関してはほぼ、

集団塾<個別指導塾<家庭教師だと思います。

ただ、個別指導塾も家庭教師も学生の講師には、集団塾の社会人講師ほどの指導力は望めません(なかには例外もいますが、当たりはずれの運任せになってしまいます)ので、はたしてそこまでの料金に見合う価値があるかと言えばはなはだ疑問です。

個別指導と家庭教師の違いまとめ

あくまでも私個人の感想ですが、中学受験はまず集団塾ありきで良いと思います。出来るだけ集団塾について行けるように頑張る。ただし、集団塾はついてこれない生徒を待っている事は出来ません。塾は塾で年間カリキュラムに沿って授業をせざるを得ません。ですから半年から1年様子を見て、成績が低空飛行を続けてしまっている場合は、社会人講師が1対1で教えている個別指導塾もしくはプロの家庭教師を検討するべきです。伸び悩んでいる成績や苦手分野は塾に通っている「だけ」では「決して」伸びません。弱点に対して手を打つ必要があります。そして、その手の打ち方は指導経験によるところが大きいので、学生ではなくプロ講師のほうが的確に指導を行う事が出来ます。

今回は以上です。家庭教師と個別指導の違い中学受験の場合についてでした。参考になれば幸いです。

 

 

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