早稲田大学高等学院、広尾学園医進S(特待生)合格体験記~にっしーくん
【名前】
にっしー
【進学先】
早大学院
【合格校】
早稲田大学高等学院、広尾学園本科、広尾学園医進サイエンス(特待生)、慶應義塾湘南藤沢、立教新座、栄東
【指導開始時国語偏差値】
35(サピックス)
【国語のどんなところに苦しみましたか?】
筆者の意見と自分の意見が食い違ってしまうところ。
【パパママとはどんな時にケンカをしましたか?】
効率的に教えられなかった時。
【あなたにとって中学受験とはどんなものでしたか。一言であらわしてください。】
不安と疲れの塊。
【ジャケット先生の第一印象はどうでしたか?】
生徒:あんまり怒らない。
保護者様:適格な分析と戦略
【ジャケット先生の良かったところはどんなところでしたか?】
優しいところ。
【ジャケット先生で受験を乗り越えられるだろうかと思った瞬間を正直にお答えください(笑)】
生徒:成績が下がった時。
保護者様:無かったです。弱点の国語を安定させてくれて感謝しております。
【受験生たちに「後回しにしないほうが良いこと」をアドバイスしてください。】
問題の解き直し。
【受験を通して「自分が成長した」と思うことを自由に書いてください。】
色々な事に挑戦することができたと思う。
【ジャケット先生より一言】
授業開始が12月になりますでしょうか。偏差値は35というデンジャラスな内容でしたが、本人の名誉のために付け加えるとここが底です。基本的に40台中盤くらいは取れていたはず。志望校は早慶どちらかの付属校というのは最初から決まっていたようで、それに向けて進めていくことになりました。漢字や慣用句、四字熟語は男子にしては勉強しているほうで、得点源にできる。ただし、文章の中で問われると前後の確認が甘いため、間違えることが多々ありました。終盤までそんな感じです。読解については算数男子らしく、とにかく物語文が読めない。表現と気持ち言葉が一致していないとか、自分の解釈で答えてしまうとか、物語苦手男子にありがちな自分勝手解釈に終始していましたね。論説文は物語文ほどではないとはいえ、やはり大雑把に読んで大雑把に選択肢を選んでおりました。そのため、当面はサピの点数を上げることを目標にしつつ、付属校の国語(難問を取る必要はなく、取るべき問題を確実に取る)で困らないために、難問の解説にはあまり時間をかけずほどほどに進めていきました。
勉強に対してはしっかりやってくれるにっしー君だったので、正解できる問題の数もじりじり増えていき、サピックス合判は50→56くらいまでじりじり上がっていきます。最後は124点だったかな。早大学院の国語は知識である程度の点数が取れる、物語文は昔の文章なので男子はみんな伸び悩む、よって勝負は論説文と考えていたため、終盤は論説の解説をこころもち多めに行っていました。物語については古い文章と傾向がはっきりしているため、フェリス女学院の物語を使ったりしてました。早大学院の対策でフェリス女学院を持ち出すのは私くらいではないでしょうか(笑)。さらに、過去問は10年分、NNの問題も7回分取り扱い、自信をもって送り出しました。
ただ、にっしーくんはそれはもう算数のできる子で某学校別のオープンでは1位取ってくるし、マンスリーでも60後半~70超は当たり前という感じ。理社も出来るため、「これは落ちたら100%国語が原因」と思っており、それはそれは発表の時は変な汗がでました。プレッシャーどころではなかったです(苦笑)。しかし、にっしーくんは勝負強かったです。私のプレッシャーなどどこ吹く風で次から次へと合格をコレクションしていきました。広尾の医サイはたしかサピの先生に「無理」って言われたんじゃなかったっけ。無理どころか「特待生」合格。いや、すごい(驚)。にっしーくんママパパには授業については完全ノータッチでお任せいただき、勉強しやすい環境を作っていただき感謝感謝です。伸び悩んでいた時期もプレッシャーをかけられた記憶もまったくなく本当にやりたいようにやらせていただきました。
にっしーくんはここからのんびり10年だ。
勉強でなまった筋力を取り戻して存分にピアノを弾きこなしてくれ!
あと、良いお兄ちゃんだったのな!
体験記の日、妹と遊んでいる姿はほほえましかった!
ほっこりしちゃったよ(笑)!