中学受験 国語 家庭教師

中学受験、国語が苦手なお子様の家庭教師|ジャケット先生

慶應義塾普通部、浅野中、合格体験記~山田 クウ君


【名前】
山田 クウ

【進学先】
慶應義塾普通部

【合格校】
慶應義塾普通部、浅野中、攻玉社中、栄東中

【指導開始時国語偏差値】
48.8(グノーブル/5年11月)

【国語のどんなところに苦しみましたか?】

説明文の読解
【パパママとはどんな時にケンカをしましたか?】
しなかった。

【あなたにとって中学受験とはどんなものでしたか。一言であらわしてください。】
辛かったけれど最高なもの!

【ジャケット先生の第一印象はどうでしたか?】

生徒:おだやかで優しい先生。

保護者様:優しそうな方で安心しました。

【ジャケット先生の良かったところはどんなところでしたか?】
優しく教えてくれるところ。
長い時間をかけて考えさせてくれるところ。

【ジャケット先生で受験を乗り越えられるだろうかと思った瞬間を正直にお答えください(笑)】

生徒:ない!

保護者様:ありません。全てお任せしていました。

【受験生たちに「後回しにしないほうが良いこと」をアドバイスしてください。】
理解することに時間がかかる分野。

【受験を通して「自分が成長した」と思うことを自由に書いてください。】
苦手なものからにげないこと。
自分から物事に取り組むこと。
【ジャケット先生より一言】

グノーブル出身の生徒に登場いただくのは初めてになります。お問い合わせをいただいたのが5年生の11月。本日お祝いの席でお酒などいただきながら伺った情報によると、5年生の終わりくらいから国語がポンポンと落ちてしまい、「これはマズイ」とお悩みのところ、以前の生徒からご紹介という流れでお問い合わせをいただいたようです。

初回の授業時に感じたこととしては、「この子はけっして国語は苦手ではないな」というものでした。グノーブルの生徒らしく、記述は訓練されており、完ぺきな解答ということにこだわらなければ、スラスラと筆は動くし、質問に対する受け答えもしっかりしている。正直ふり返ってみても、あまり手こずった記憶がないため、たった今!私の授業メモを確認したところ、初めの頃は「設問の読みが甘い」「設問の読み込み不足」と設問の意図を取り違えていることに対し数回注意した記載がありました。しかし、この点も終盤には完全に影を潜めておりました。以降は物語文における傍線部内の言葉の取り扱い、気持ちとその後の行動の因果関係(これは最終盤まで注意しました)、あとは論説文の対比関係、対比をつくる言葉などは受験直前まで取り組みました。論説文については主語と動詞をイコールの関係で結んでいく、「秘策ジャケット式(いま名付けました笑)」を完全にマスターしてくれた、マスターしようと取り組んでくれたことが大きかったと思います。論説への苦手意識は取り除かれたのではないでしょうか。

 

結局、授業で取り扱った内容についてはときどき忘れることはあっても、しっかり取り組んでくれる生徒であったため、国語はみるみるうちに安定して、今年の受験生の中でもっとも不安のない生徒となりました。

 

ざっくりとグノーブルでの国語の偏差値推移を記すと、
指導直前48.8→3月55前後→5月48.8→以降は55~60の間を安定して推移していきました。
サピの合判も受けていただきましたが、
1回目45前後→2回目52くらい→3回目53くらい→4回目60弱という感じで、慣れるにつれて偏差値を上げていきました。慣れるに従い偏差値が上がっていったというところから、数多くの問題を解いて、安定した実力を蓄積していく(蓄積したものは崩れない)タイプだったのだと思います。努力して実力を手にすると高いレベルで安定する、正しい授業をしていれば点数に結び付けてくれる、講師の実力を反映してくれるとてもやりがいのある生徒でした。

 

授業についても体験記で書いていただいたとおりすべて任せていただき、完全に自由にやらせていただきました。ご家庭から要望があれば極力応えますが、基本的には「あれやって欲しい、これやって欲しい」と言われるのは得意ではありません。間違っていると分かっていても、言われた以上はやらなくてはいけない、そうするとこちらで考えていたペースで授業が出来なくなってしまうため、どこかでひずみが出ます。よって、私的にはクウ君パパ、ママのようにお任せいただく形が個人的には一番やりやすいのです。この点では本当にやりたいようにやらせていただき感謝感謝でした。

 

受験についても受けた3校は全勝。過去問を解いていても、まず大丈夫だろうという形で送り出せました。お、でも授業メモをみてると語彙、対義語、語彙、語彙、語彙やばい!とか6月にメモってあった(笑)。そういえば、語彙の練習は何回かに分けてやったなぁ。でも、ホントそれくらい。まぁ、語彙不足は、中学入ったらしっかり本を読んで、補っていってくれれば、鬼に金棒だ。ホント楽な受験を送らせてくれてありがとう!君は今年ぼくの白髪を増やさなかった数少ない生徒だ!

普通部の個性的な面々と触れ合いながら、ワクワクするような慶應ライフを過ごしてくれ!!

 

 

合格体験記

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