ないしょ中合格体験記~K.H君
【名前】
K.H
【進学先】
ないしょ
【合格校】
ないしょ、栄東東大選抜、山手学院
【指導開始時国語偏差値】
45~50(サピックス)
【国語のどんなところに苦しみましたか?】
選択肢が難しく感じること。
【パパママとはどんな時にケンカをしましたか?】
ゴロゴロ勉強していて集中力がない時。
【あなたにとって中学受験とはどんなものでしたか。一言であらわしてください。】
大学に向けての助走期間
【ジャケット先生の第一印象はどうでしたか?】
生徒:優しそう。
保護者様:うーん。1年以上前なのであまり覚えていないです(笑)。
でも、人見知りの激しい息子が1回目の授業のあと「おれ、、、先生好きだわ!ほめてくれたし!!がんばろうと思えるよ。」と言っていたのはよく覚えています。
【ジャケット先生の良かったところはどんなところでしたか?】
おだやかで優しい所。
【ジャケット先生で受験を乗り越えられるだろうかと思った瞬間を正直にお答えください(笑)】
生徒:考えたこともない。
保護者様:ないです!!むしろ、どの学校の過去問も、合格者平均までとれる様に仕上げていただき、感謝しています。
受験期間は精神面で支えて下さり、「本当に助けてもらった~。先生がいなければこの合格はなかった~。」と思うほどです。
まさかの不合格で荒れる息子を励ましに22:00に家まで来てくださったこと、、、忘れません。
【合格を目指す受験生に合格者としてアドバイスを下さい。】
漢字や語彙力プリントをたくさんやりこむこと。
【同じ学校を志望する生徒にアドバイスを下さい。】
最後まで諦めない。
【ジャケット先生よりコメント】
進学先は「ないしょ」と書かれてしまいましたので、書けません(苦笑)。栄東東大選抜で合格していますので、そこに行かずに進学するレベルの学校になります。K.H君のママからお問い合わせをいただいのが元旦でした。当時のメールを見直すと、もうスケジュールがほぼ埋まっていて、一度お断りさせていただいてますね(汗)。しかし、スケジュール的に調整いただいて、お伺いすることになりました。サピのテストが3回連続で偏差値45で伸び悩んでいるということでした。確か最初にお手並み拝見で解いてもらった問題が東邦大東邦の物語文だったと思いますが、これがまたすこぶる良い出来で。物語文を解く先天的な能力(感覚で解いている部分もあったため、あえて読解力といわず先天的な能力と言います)は備わっていることが分かりました。初めは軽く物語の読み方とチェックポイントを伝えて感覚的な部分をなくしていくことを念頭に進め、論説文は私流の読解はせずに間違った箇所の解説にとどめ進めていきました。2~3か月後くらいにポンポンと2回くらい偏差値60を超えて来ましたので、多分このあたりでご家庭の私に対する期待がMAXになっていたのではないかと思いますが(汗)、ここから論説文にほころびが出始めます。論説文はスッと入り込める文章であれば点数を取ってくることができたのですが、夏近くなってくるとサピの論説文はさすがに一筋縄ではいきません。このあたりから私流の論説の読み方に着手することになるのですが、普段の読み方を変更するというのはなかなかむずかしいようで、どうにも思ったようにやってくれない(苦笑)。なんとかKH君が取り組みやすいようなやり方を、、、ということで色々と試行錯誤し、最終的にハマったのがジャケット式ケシケシ作戦でした。11月くらいから、新作戦に取り組み始め、過去問については多少の波はありましたが、最上位校の問題を解いても合格平均に届くようになりました(何と言っても漢字と知識が極めて安定していたのが大きいです。このあたりはママの勉強管理と本人の努力のおかげです)。KH君は頭脳明晰タイプに見えるのですが、家では刀を振り回していたり、輪ゴム銃?をママに向けて発射していたりなかなか元気な生徒でした。それだけに受験のラストで身も心も疲れが噴きだしてしまっているような状況は見ているのが辛かったです。最期の土壇場での保健室受験。発熱した状況で合格をもぎ取る能力と精神力の強さ。KH君も言っているように、中学受験は大学受験への助走期間。大きく大きくジャンプして、意中の学校をその手にガッチリつかみ取ってほしいと思います!中学受験、本当に大変だったと思うけどよく頑張ったな!英語がんばれよ~(笑)。