中学受験 国語 家庭教師

中学受験、国語が苦手なお子様の家庭教師|ジャケット先生

芝、東邦大東邦中合格体験記~芝漬けくん


【名前】
芝漬け

【進学先】
芝中学校

【合格校】
芝、東邦大東邦、攻玉社、埼玉栄(医)

【指導開始時国語偏差値】
40-50(四谷大塚)

【国語のどんなところに苦しみましたか?】

(2次)「とびが空高く飛んだ」という表現を主人公の気持ちにするという最後の記述問題。
【パパママとはどんな時にケンカをしましたか?】
ぬれ衣を着されてしまった時。

【あなたにとって中学受験とはどんなものでしたか。一言であらわしてください。】
一筋縄ではいかない大きな波のようなもの。

【ジャケット先生の第一印象はどうでしたか?】

生徒:優しくおだやかで、おっちょこちょい。

保護者様:おだやかでまじめな雰囲気

【ジャケット先生の良かったところはどんなところでしたか?】
だらしない写真をスマホに入れているところ。

【ジャケット先生で受験を乗り越えられるだろうかと思った瞬間を正直にお答えください(笑)】

生徒:芝は大丈夫だなと思った。

保護者様:息子がどこの学校の問題に合っているかのアドバイスがきわめて正確なところ。

【合格を目指す受験生に合格者としてアドバイスを下さい。】
受験をなめないで下さい。

【同じ学校を志望する生徒にアドバイスを下さい。】
おいしい芝漬けになりますように。

【ジャケット先生より一言】

え~、長い期間一緒に勉強して来たので、お問い合わせのメールを掘り起こして確認してみたところ、4年生目前の3月にお問い合わせをいただいておりました。初めは算数よりも国語の方が得意だったが、4年生を前に40~50の偏差値に落ちてきているとのことでした。ということで4年生の最初から約3年間勉強して来たんですね。時がたつのは早いものです。芝漬けくんについての印象は最初も今もあまり変化がないです。おっとりしていて素直な生徒。コミュニケーションも取りやすく、一緒に勉強しやすい生徒でした。4年生の授業開始当時は集中力が長く続かないように感じられたため、芝漬けくんが興味を持っていた斎藤隆介のモチモチの木とかを課題文にして、少しでも国語を楽しんでもらおうと考えて授業を進めていました。集中力が増すにしたがい、通常のテキストを使って授業を進めていくことになりましたが、予習シリーズや演習問題集はご家庭で進めていただけたので、自由に授業を進めることができました。よって、個人的に使いやすい啓明舎の読解の応用やサピのマンスリーなどを使いながら授業を進めていきました。塾の偏差値としては時に40台、また時には60後半を取ったりしましたが、おおむね50代前半~中盤で推移していったと思います。ご家庭でしっかり勉強を進めていただけたため、知識問題は安定していました。ただ、物語文では女の子の気持ち問題、それと論説文ではSNS関連の問題が出ると大波が来て、偏差値が下の方に流されてしまう状況でした。また、全般的に言い換えの問題は手こずっている感じがありました(本文にそのまま書いていないと、消去してしまうイメージです)。しかし、なによりも手こずったのは一つの問題に固執してしまうことでした。高得点を取りたいという気持ちが強かったのだと思いますが、出来ない問題を見切ることは上手ではありませんでした。で、問題を解くのには時間をかけるのに対し、設問を読むのは割とあっさりしている(笑)ため、解答条件の見落としは頻繁にありました。とはいえ、芝漬けくん自身、とても向上心のある生徒でしっかり勉強をしてくれるため、6年生の中ごろを迎えるころには国語で大崩れすることはほぼなくなっていたように思います(しかも、私が塾のテスト対策はほぼしていないにもかかわらず)。また、練習が進み、ある程度記述が書けるようになってくると、語彙量がけっして多くはないためカッコイイ文章にはならないのですが、本文の要素をそのままキーワードとして記述に盛り込める生徒だということが分かってきました。選択問題だと苦戦する言い換え問題が、記述だと余計な言葉に変換しないで書くためプラスに働くというわけです(語彙の少ない生徒がむりにひねって記述をすると、キーワードからハズれた言葉になってしまい点数として積み重ならないのです。サピや早稲アカの模範解答は大人の解答。あれを目指すと語彙の少ない子は解答から遠ざかります。子供は本文の言葉を使って、素直に書いたほうが良いのです)。この時点で、正解か不正解になってしまう選択問題主体の学校よりも、キーワードで点数を拾っていける記述主体の学校のほうが安定感という部分で国語的には向いているのではないかと思いました(選択問題でも本人に向いた問題が出れば、四谷大塚のテストで偏差値60を取る力はありましたが)。記述の問題は練習を重ねるにつれ栄光学園、ラサール、渋幕あたりの問題でも安定して点数が取れるようになっていたので、受験でも大丈夫だろうと思っていました。時間の使い方だけは、固まらないように祈っていましたが。結果としては選択問題の学校も東邦大東邦を合格してくれましたし、記述は芝をクリアしてくれました。激戦だった今年の中学受験でしたが、胸を張れる結果を出してくれたと思います。芝漬けくんは中学生になった後も継続指導となります。芝温泉でぬるま湯につかりながらも、締めるべきところをしっかり締められるように頑張っていこうな!あと、スマホのだらしない写真は僕ではないってば(汗)・・・。そして、芝漬けくんパパママにはやりたいように授業をさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。まだ、数年続きますが、よろしくおねがいいたしますm(_ _)m

 

合格体験記

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