学習院中等科合格体験記〜偏差値16.6から64にあがって合格する物語
【名前】
ピーナッツ
【進学先】
学習院中等科
【合格校】
学習院中等科、かえつ有明中、専修大付属松戸中
【指導開始時偏差値】
16.6(サピックス)
【ジャケット先生をどうやって知りましたか?】
兄姉で授業
【ジャケット先生の印象はどうでしたか?】
体験授業後:やさしそうで、おっとりしている先生。
受験終盤:自分の失敗談を話すおもしろい先生。
【一番苦しかったのは何月頃でしたか?】
1月頃 理由:1月の埼玉の学校に連続して落ちて、プレッシャーを感じたから。
【もっと早く取り組めば良かったと後悔したことは何?】
算数を不得意だという理由で、さぼっていたこと。
【お子様の合格を支えた親御様に質問です。】
①ズバリお子様の長所は?
素直で楽観的なところ。思い通りにいかず落ち込んだときでも、早く立ち直って前向きになれるところ。
②親として一番気をつけたことは?
タイプの全く違う長男、次男と続けてお世話になり、それぞれの力を伸ばして頂き、合計4年半、ありがとうございました。国語の偏差値16.6を見て、真っ青になって先生にご相談した日のことを今もはっきりと覚えています。6年後半は国語の成績が高いところで安定するようになり、さらに苦手な算数をカバーできるところまできて、ずいぶんと心が穏やかになりました。とにかく風邪をひくことが多かったので、最後まで無理せず睡眠確保に努めました。また、最後までマイペースでしたが、勉強を強要しないようにしていました。
【あなたはなぜ合格できたと思いますか。じぶんのことばで書きなさい(記述問題風)。】
社会と国語が得意なため、苦手な算数と理科を補うことができたことや、くじけないで勉強をやってきたことだと思います。
【ジャケット先生からひとこと】
「偏差値16.6から64にあがって合格する物語」。学習院中等科志望の男子を持つママパパは思わずニヤリとしてしまうのではないでしょうか。そんなセンス抜群のタイトルをつけてくれたピーナッツくんは以前の生徒MKくんの弟くんです。2人とも素直で優しい感じの兄弟でしたが、ピーナッツくんのほうがのんびりとしている感じでした(MKくんは5年生から、ピーナッツくんは3年生から見ていたというのもあるかもしれません)。
偏差値16.6というのはすでに私の記憶にないのですが、軌道に乗るまで時間がかかったことははっきり覚えています(汗)。初めて偏差値50を取ってきた時はホントに嬉しかったなぁ。
一緒に勉強を始めたころは前後の文と文が繋がっている、関係があるという認識が非常〜に危なっかしかったため、文章のつながりを学ぶ目的でアドベンチャーシリーズや鬼滅の刃を授業中に音読してました。コマ同士の繋がり、セリフの繋がりを理解してもらう狙いです。じっくり、ゆっくり進めていきました。
こののんびり進めていった期間に無理にでも詰め込むべきだったのか、ゆっくり構えていたことが正解だったのかは正直わかりません。ただ、その期間を辛抱強く見守ってくれたママパパ、そして、本人の頑張りのおかげで、結果としてピーナッツくんは6年後半にサピックスにおいて国語偏差値64を叩き出し、受験に間に合う形にはなってくれました。社会という頼れる武器があったのも大きかったです。
過去問を解き始めてからは、時間が迫ってくると焦ってしまう、最初のほうの問題が難しいと弱音を吐いてしまうというメンタル面に弱さをみせていたピーナッツ君。受験本番も1月の栄東で連敗。投げ出してもおかしくない苦しいスタートだったけど、よく挫けずに戦い抜いたな!学習院中等科、見事なゲットだったぞ!土壇場でメンタル面の成長を見せてくれた!
まあ、とは言えピーナッツ君の場合はまだまだ余力がたっぷりと残っている感じもするから、春休みを存分に楽しんだら、良き仲間たちと切磋琢磨して、持てる素質を余すことなく磨いていってくれ!ピーナッツくんは、算数と理科が苦手という部分で、僕に勝手に親近感を持たれているから(笑)、数学と理科を強化して、ジャケ先とは違うんだというところを見せつけてくれ。期待してるぞ。
ピーナッツくんとMKくん、合計で4年半(延びたりしてw)、本当にお世話になりましたm(_ _)m結果を出すことの難しさ、厳しさ、楽しさ、何より充実感の詰まった忘れられない4年半となりました。任せていただきありがとうございました!