家庭教師 教え方 上手

中学受験、国語が苦手なお子様の家庭教師|ジャケット先生

家庭教師の教え方、上手じゃない家庭教師の特徴


こんにちは。個人契約で家庭教師をしておりますジャケットです。今回は家庭教師の教え方、上手じゃない家庭教師の特徴をテーマに話を進めていこうと思います。当然ですが家庭教師にも教えるのが上手な人と上手ではない人がいます。今回は教えるのが上手ではない家庭教師の特徴を述べていきます。

なお、ここで述べるのはあくまで生徒の成績を上げようという熱意のある家庭教師の話であって、アルバイト感覚で適当な家庭教師の話ではありません。

教えるのが上手ではない家庭教師の特徴

教えるのが上手ではない家庭教師の特徴として挙げられるのは、指導時間に占める説明している時間の割合が、やたら多いという事です。とにかく説明あるのみ。色ペンなどを使って説明説明。

これね、説明する事は問題ないんです。説明しないと生徒はわからないので。噛み砕いて分かりやすく説明する事当然必要。ただし、説明にもさじ加減が必要。

学生によく見られるんですが、自分が勉強してきた知識、必要だと思う知識を細かく、すべて説明しようとしちゃうんですよね。良く言えば真面目で、熱意がある。悪く言えばひとりよがりの授業。

指導経験が浅いと、とにかく「教えよう」「解らせよう」という方向に頭がいってしまって、たくさん説明してしまう。でも、結局どんなに多くの事柄をわかりやすく説明しても、生徒達は一部しか理解できないんです。細かく念入りに説明してもそれが「スッ」と頭に入る子は数えるほどです。たいていの生徒は半分も理解すればいい方です。にもかかわらず、説明に走ってしまう。

説明に走ってしまうのは「これも教えないと、あれも教えないと点数が取れない」と真面目な家庭教師ほどはまってしまう罠。やはり、私たち家庭教師というのは成績を上げるためにご家庭に呼ばれているわけですから、常に教え残しがある気はするんです。そして、その「教え残しの不安」が「教えないと」「説明しないと」という独りよがりの説明授業に走らせてしまうんです。

問題を解かせて、わからないところを確認して終了する家庭教師

問題を解かせてわからないところを生徒に説明して授業を終わってしまう先生。分からないところを説明するのは当たり前。でも、わからないところを教えても、実は不十分なんです。生徒が偶然正解している部分って想像以上に多いんですよね。とくに記号選択式の問題なんかはいくらでもそういうケースが出てきます。

不正解の部分しか説明しないと、「本当は理解が不十分なのに偶然正解できた部分」の理解が不十分なまま、授業が進んでいく事になります。

ジャケット先生の教え方

私の教え方の根本にあるのは、生徒が「ぼんやりと理解している知識」の定着です。新しい知識を教える事よりも、いかに「いま正解できているところを、今後も確実に取れるようにする」かということに主眼を置いています。新しい知識を覚えても、今まで習ったところが定着していなければ、結局点数は安定しません。

そのため、私の授業では生徒にかなり性格の悪い(笑)聞き方をします。生徒もはじめのうちは結構戸惑いますが、効果てきめんです。どんな聞き方をするのかは、ご縁があって私がお伺いする事になりましたら、お子様に聞いてみて下さい(笑)。ブログでは秘密にしておきます。

今回はここまで。家庭教師の教え方、上手じゃない家庭教師の特徴についてでした。

 

 

中学受験全般

この記事に関連する記事一覧