サピックス,国語,家庭教師

中学受験、国語が苦手なお子様の家庭教師|ジャケット先生

サピックス生に見られる国語の弱点とは?


今回はサピックス生が国語で抱えやすい弱点についてお話してみたいと思います。

 

もちろんすべてのサピックス生にあてはまる弱点ではありませんが、私のこれまでの生徒にありがちだったつまずきポイントについて述べてみたいと思います。

サピックスの特徴

サピックスの特徴としては何と言ってもテキストが非常に優れていることが挙げられます。とくに、ことのは関連や記述力強化については素晴らしいものがあります。使いこなせればメキメキと力が身につくことは必至です。とはいえ、

消化しきれないから伸び悩むのではありますが。

 

サピ生によく見られる弱点

ここからはサピックスの生徒によく見られる弱点です。

 

記述をいじりすぎる

サピックスは基本的に開成・桜蔭塾です。そのため上記に二校に不足のない記述力を身に付けさせるため記述の強化に力を注いでいます。本文の語句をそのまま使わず、同意の語句や表現に言い換えて記述をする習慣が生徒には身についています。しかし、そのような習慣が身につくことがサピ生の弱点を作り上げているともいえます。

どういうことか?

同意表現を作り上げるには語彙力が求められます。しかし、大人が求めるような語彙力をもち、かつ使いこなせる生徒は中学受験生のほんの一握りです。では、語彙を使いこなせない、あるいは語彙を持たない生徒が本文中の語句を使わずに、言い換え表現を作ろうとするとどうなるか?つたない語彙力から言い換えた表現は文中で使われている語句と意味的なずれが出てきます。そうしたズレが積み重なった結果、本文の内容とはかけ離れた文章が出来上がる。当然、得点にはつながりません。

 

サピ生は日ごろの記述の訓練により、他塾の生徒と比べて、あきらかに書くスピードが上です。他塾の生徒が固まっている間にスラスラと書き始めます。しかし、作る解答の得点にはそれほどの違いが出ません。理由は上記のとおり、文章をいじりすぎて内容が本文と離れてしまうためです。サピ生で記述量のわりに得点につながっていない生徒には、まずこの点を認識させる必要があります。某上位校の学校説明会で国語科の先生に確認をした際、「なるべく本文の言葉を使ってください」と確認もしてあります。語彙力に自信がない時はなるべく本文の言葉を用いて書く。これが鉄則です。

 

選択問題の精査

サピックス生は記述力が他塾の生徒に比べ高い裏返しで、選択問題に弱点を抱えるお子様が数多くいます。記述問題は要素を充たしてさえいれば、多少大雑把でも加点されていきます。いっぽう選択肢の問題は正解か不正解のどちらかです。途中点がありません。マンスリー、組み分けだと選択問題は1問あたり約5点、オープンだと7~8点。一つ落とすと偏差値2以上下がります。にもかかわらず、選択肢問題を適当に解いて不正解に終わる生徒の多いこと。中学受験の国語における選択肢問題は根拠が書いてある場所を見つけて、そこに書いてある内容を答える。これに尽きます。しかし、多くのサピ生は自分の主観や頭に入っている大雑把な内容で選択肢を選んでいます。それでは解く点が安定しません。出題者がみたいのは根拠となる部分を理屈で追いかけ、その部分にたどり着けているかどうかです。サピ生はそこの部分の認識が出来ていないお子様が多いように感じます。

 

結論

サピ生とお勉強をする時は、記述は本文の語句をなるべく利用して書くべきであることを理解させます。言い換えなくても減点されるものではないという認識を染みこませることが大事です。また、選択問題においては根拠となる部分をどのように追いかけていくかをいくつかのパターンを通じて理解させていきます。この理解が進んだ時にはじめて素晴らしいテキストとの相乗効果がうまれるのです。

 

本日はこんなところで。ジャケット先生でした。

お読みいただきありがとうございました。

 

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